ペンタゴンペーパーズのラスト意味わかんなかった
そのシーンも含めてネタバレ解説します!
「ペンタゴンペーパーズ」ネタバレ解説
謎のラストシーンをネタバレ解説
映画の最後,何者かが民主党本部に忍び込んでいる様子が映されていました.
このラストシーンはウォーターゲート事件の現場を示しています.大統領選の最中にニクソン率いる与党陣が民主党の本部に盗聴器を仕掛けていたのです.
ニクソンひどすぎます(怒)
この事件をきっかけに,ニクソンは失脚しました.映画の中でもワシントンポスト社長のキャサリンが「文書を新聞に掲載したらニクソンにつぶされるぞ」と言われていましたね.
ニクソンは目的のためなら手段を選ばない人物であったことがうかがえます.
ちなみに,このウォーターゲート事件を世に知らしめたのもワシントンポストでした.映画を見るまでは,ワシントンポストはアメリカの地方紙位の認識しかなかったのですが,映画を見てから僕の中での株が急上昇しました.
カッコ良すぎるよ.政府と闘うって一般人には想像もつかないような勇気が必要なんだろうなぁ.
エンドロールに出てきたノーラ・エフロンとは
映画を見終わり,余韻に浸っているとエンドロールで
「ノーラ・エフロンに捧ぐ」
という文字が.???って感じですよね.実はめちゃくちゃ深い意味が隠されていたんです!!
ノーラ・エフロンとは
ノーラ・エフロンとはアメリカの女性映画監督です.(2012年に亡くなりました)
ペンタゴンペーパーズの主演の二人も仕事をしたことがあります.
トムハンクスとは「ユー・ゴット・メール」で
メリル・ストリープとは
- シルクウッド
- 心みだれて
- シュリー&ジュリア
でタッグを組んでいます.
ノーラ・エフロンはハリウッドで恋愛映画の一時代を築いた監督なんですよ.彼女が手掛けた多数の映画はアカデミー賞の候補にもなってます.
でも,結局アカデミー賞受賞にはいたりませんでした.それどころか監督賞でのノミネートもありません.
映画「ペンタゴンペーパーズ」ではワシントンポスト内の男社会が描かれていましたが,実はハリウッドも男社会だということを言いたいのだと思います.
「ノーラ・エフロンに捧ぐ」この一行でスピルバーグ監督はハリウッド海に一石を投じたと見ることもできるのです.
映画との意外なつながり
ノーラ・エフロンはワシントンポストとも繋がりがあったんです.彼女はウォーターゲート事件を報じたワシントンポストの記者カール・バーンスタインと結婚していました.
さらに,彼女自身もニューヨークポストの記者として働いていた過去があります.
ペンタゴンペーパーズで描かれた出来事に深く関わっていたということですね.
ペンタゴンペーパーズを見た人にオススメの映画
- ウォーターゲート事件
- ノーラ・エフロン
色んなことが隠されていた映画でした.
主演二人の好演があったからこそ,「ペンタゴンペーパーズ」はアカデミー賞にノミネートされるほどの映画となったのでしょう.
だって,正直前半は少し退屈じゃなかったですか?(笑)
それが後半,トム・ハンクスとメリル・ストリープの迫真の演技で一気に盛り上がりを見せた気がします.
特に,電話越しに新聞に出す出さないを決めるシーン.緊迫した現場の様子がひしひしと伝わってきました.
彼らが出る映画って面白くなるんですよ.特におすすめの作品をピックアップしました.
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
トム・ハンクスは本当にいろいろな映画に出ていますが,特に好きなのが「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
題名は「捕まえられるもんなら捕まえてみろ」って意味.トム・ハンクス演じる警察官とレオナルド・ディカプリオ演じる天才詐欺師のお話しです.
この二人が出てるってだけで期待できますよね.
内容としてはルパンととっつぁんの追いかけっこみたいなイメージ.本当に面白いです.
プラダを着た悪魔
メリル・ストリープが出てる映画で面白いのは「プラダを着た悪魔」.
ペンタゴンペーパーズでは男社会で頑張る気丈な女性社長を演じていましたが,「プラダを着た悪魔」ではその名の通り,悪魔のように厳しい鬼編集長を演じています.
アン・ハサウェイ演じる新人アシスタントが奮闘する様子が描かれていて,思わず応援してしまいます.女性向けだと思われがちですが,男性でも楽しめる一本です.
どちらも,アマゾンプライムの見放題で見ることができます.31日間無料体験をやっているので,一か月で解約すればお金を一切払わずに,見ることができますよ!